朝一番で、茨城県土浦市のお客様からお電話がありました。詳しくお話を伺ってみると、洗面台の床部分に水が漏れ出しており水漏れが疑われるということでした。どの部分からの水漏れかというのはお分かりにならないとのことでした。早速土浦市に向かいました。
土浦市は東京のベッドタウンで、近隣にはつくば学園都市や霞ヶ浦などを控えており、現在も街づくりが着々と進んでいる街です。古くからの住宅街に加えて新しくニュータウンなどの宅地も広がりつつあり今後もさらに発展を続ける街として注目されています。
20分ほどで現地に到着しました。早速お邪魔させていただき洗面の水漏れを点検することになりました。以前にも発生した経験があるというお話ですが、10年以上前の出来事なのであまり覚えていないけれども、その時も床面が濡れていることで水漏れに気づいたらしいのです。
洗面台の床面にはすでにタオルが何枚も敷かれていました。いずれもかなり水を吸収している模様でした。水漏れに気づかれたのは、つい昨日のことだそうです。それまでは床面の水はお子さんが洗面を使用した時に勢い余って水はねさせたのだろうと考えていたそうです。ですが今朝になり濡れている箇所を拭いたばかりだったにもかかわらず、1時間後に床面が再び濡れているのを発見したそうで、ここで水漏れを確信して私どもにお電話をかけられたということのようす。
洗面下の水漏れは、ほぼシンク下に繋がっている給水管や排水管からです。細かく点検をしてみると、どうやら給水管の接続部分からの水漏れのようでした。給水管内部に付いているパッキンの劣化が確認できましたので、こちらを新しいパッキンに交換することで水漏れが完全に止まりました。パッキン類は劣化の速度が意外に早く、給水管ですと6年から10年の間で水漏れが頻発します。ですから定期的に水漏れ点検を行い、早めに対応していけるようにすると安心ですね。
今回の修理はパッキン交換のみでしたので30分で作業完了いたしました。