結城市にて給湯器の故障

今日は一風変わったお話で、私自身がご依頼いただいた現場にて冷や汗をかいた出来事を紹介していこうと思います。

年明けムードも収まり成人式を控えた若者たちが着付け屋さんに列をなして一生に一度の一大イベントへ胸を弾ませている時期のお話。

私はというと朝一番に予定をしていた現場が急遽変更となり、余った時間で作業用車の片づけを行っているところでした。ひと段落を終えて麦茶を飲んでいると、社用のスマホへ一本の着信が。

お相手は以前より御贔屓いただいている常連のS様。どうやら昨晩より設置してある給湯器から異音がしていて困っているようなのです。

お家はすぐ近くにあるのですぐさま向うことに。到着するとお馴染みの奥様が「あら~あんた今日は随分と早いわね」と冗談交じりにお出迎えくださいました。

現場を見るまでもなくPS扉の奥の方から「ボフボフボフ・・」と不規則な破裂音のようなものが聴こえてきます。開けてみると何かが焦げたような変なニオイも・・。

症状から察するに内部で点火不良が発生しているようでした。それもそのはずこちらの給湯器はかれこれ20年以上も使用を続けてきたそうで、以前点検に来たガス屋さんからは「次何かあったら取り換えしかないですね」と言われている物。

そこで旦那様も交えて相談を重ねた結果、今回は本体ごと新しい機種への交換させていただくこととなりました。

後日部材を全て揃えて再訪問です。さすがに24号サイズの床暖房付きともなると重かったです。日ごろよりウェイトトレーニングを行っていたのでなんとかなりました。息を上がらせながらも作業へ移ります。

ガス管や給水設備など、付随する箇所を全て取りはずし、既存の物をいざ取り外そうとしていたその時です。

ステーの役割を担っていたネジが腐食していたらしく、給湯器が私の足先めがけて勢いよく落っこちてきました。当時は足場の悪い中での作業だったこともあり、咄嗟に足を引くこともできないまま重さ30kgの金属の塊が私の足先へ「ガッシャ―ン!!」という音と共に降ってきます。

その時はさすがに『ああ、大変な事になったぞ』と思いました。

何れ時間差で訪れるであろう傷みに震えていると、待てども痛みは襲ってきません。恐る恐る落下してきた箇所を確認して見ると、靴の表面はパックリと割れていましたが、中から金属のプレートが顔をのぞかせていました。

そう、安全靴です。中に入っている鉄板が私の指を守ってくれていたようでした。それでも完全に割れてしまっており、当時の衝撃を物語っていました。これがもし普通の運動靴だったらと思うとゾッとします。

震える手を落ち着かせながらもその後は問題なく給湯器の交換工事を竣工させ、現場を後にしました。

私は入社当時から何も疑問に感じる事なく安全靴を履いて仕事をしてきましたが、こういうことも有るから、こういう物があるのだという事を再認識させられました。皆様もご自身で日曜大工などをされる場合には装備は抜かりなく挑みましょう。