東京から50キロ以内の通勤圏龍ケ崎市のお客様から洗濯機の水つまり、排水口から水が漏れているとのことで修理依頼を頂き現地へ向かいました。
お客様様は建設業をされていらっしゃり、洗濯機が稼働しないと洗い物が多いので、できるのなら即日修理をとのことでした。
まずは洗濯機の状況を確認させていただきました。
洗濯機の水つまりで一番怪しまれるのは排水口なのですが、排水溝の状態を調べる前にまずは確認しやすい洗濯機の給水口の確認をさせていただきます。
洗濯機の排水口はどうしても見えづらい場所にありますので、なかなか状態がわからないのです。
そのため実は排水口は正常に機能しており、洗濯機の給水口から水漏れの原因に繋がっていることも多々あります。
この給水口のトラブルですとソレノイドバルブの故障ということがほとんどですが、確認したところ異常は見られませんでしたので次の段階へ進みます。
次は排水口と排水トラップの確認になります。
排水トラップはその構造上水つまりを起こしやすいものですから、ここも確認が必要な重要なポイントと言っていいでしょう。
排水口が原因なのならば水を床に溢れない程度に流してみましょう。
この音である程度原因が特定できます。
コポコポと空気が混じってあわだった音がしますと排水口が原因である可能性がいよいよ高くなってきます。
このお客様のおうちでは防水パンを設置されておりませんでしたので、洗濯機をどかしたうえで確認作業を行います。
洗濯機は非常に重いので怪我に注意しないといけないです。
もし一人の場合は動かさないで誰かを待つか業者に修理依頼を出すのもありでしょう。
次に水を止めて排水パイプを排水口から引き抜きます。
排水パイプはエルボという部品とともに排水口に連結されています。
エルボを外すことでより原因が排水口にあるか、洗濯機側にあるかわかるでしょう。
この後耐水テストを実施し、排水口に原因があるとほぼ断定できましたので水つまりを解消させていきます。
洗濯機を動かしていたので、ここから先は比較的力仕事は要らず細かい作業になります。
排水口の蓋を外して排水トラップの内部を掃除していきます。
物理的な要素である繊維や糸屑、髪の毛をワイヤーブラシで除去した後に、業務用の水と反応する強力なパイプクリーナーを流して時間を置き、その間に細々した作業を片付け、所定時間を置き仕上げと最終確認をして今回の水つまりトラブルは解消となりました。
排水口の水つまりは基本的にメンテナンス、点検と掃除をすれば防げることが多いですが、水漏れが発生してしまった場合は無理に自力で対処せず業者へ連絡することも大事です。
排水口の排水トラップは下水から匂いや
害虫が入ってこないようにS字状になっていますから、届かないところに詰まりの原因が動いてしまうと大がかりな処理をせざるを得なくなり費用もかかってしまいます。
竜ヶ崎市のお客様、うな丼は竜ヶ崎市が発祥の地なのですね、勉強になりました。
今回はありがとうございました。