本日は埼玉⇒栃木⇒茨城と回って帰ってきました。3県をまたにかけて活動できるのは古河市民の強みでもあります。
東京から転勤で出てきてもう10年近く経ちますが、首都圏へのアクセスも良く、休日は東北自動車道を利用して至るところへ出かけることが出来るので活動の幅が広がって良かったと思っています。
そんなことを思いつつも今日行って参りました現場の紹介です。ご依頼頂いたのは同市内にお住いの会社員男性のかた。今朝早くに洗面化粧台でシャンプーをしていたところ、流れて行かなかった泡ぶくが一面に溢れてしまったとの内容でした。
実は本日私が担当した案件のうち2件は同じ内容でした。それほど発生頻度の高い洗面所排水の詰りですが、ひとつの理由に近年は洗髪式ドレッサーが台頭してきたことにあります。
従来は洗面所といったら平面に設置されたカランを操作して水とお湯を出すというイメージでしたが、これが最新式の物になると化粧化鏡の壁面に設置されたレバーを上げ下げすると隣接したシャワーヘッドからお水が出てそこで頭を洗うことが出来るようになっているのです。
そんなこと知ってるよ!というくらいに当たり前の事なんですが、私の若い頃には想像もできないくらいに技術が発展している事を実感します。
そして、なぜそれが詰りに関係してくるかと言いますと、これらの進歩が未だ蛇口などの給水装置のみにとどまっており、排水設備に関しては従来の規格とほぼ変化がないという事に起因します。
今までは流れてもせいぜい歯磨き粉や洗顔料だけだったところが、毛髪やそれらから落ちたゴミや油分、シャンプー、リンスなど様々な物が流されるようになると、排水管の太さ的にキャパシティーをオーバーしてしまうのは想像に難しくありません。
大体の物はごく簡単な作業で改善されてくれるのですが、無駄な出費を抑える為にもこれらの使用方法をされているご家庭では排水口に市販の網(フィルター)などを設置しておくと良いかもしれません。