夏の暑さも本格的なものとなり、筑西の夏の風物詩といわれる「下館祇園まつり」まで一週間程になったある日の朝、筑西市の戸建てにお住いのお客様から
「台所の床が水浸しになってしまったのでどうにかして欲しい」
といったご依頼がありました。お客様も初めてのことでパニックを起こされているご様子。
現場に急行し現場を確認したところ、台所のシンク下から水漏れが起こり、床が濡れていました。
台所シンク下の扉の中と床の間に8cmほどの段差があり、水を流すとその段差と床の繋ぎ目から水がじわじわ溢れている状況です。
これは排水管の詰まりの問題だなと判断。
お客様に排水管の高圧洗浄作業を提案し、お見積りを提示後了承を得ましたので作業を開始しました。
取り合えず、キッチンのシンク排水口から薬剤や器具を使った配管の通管作業でパイプクリーニングを行います。
その後屋外からも配管のクリーニングをし、台所から水が詰まることがないようになったことを確認しました。
下準備が整ったところで、業務用の高圧洗浄機でしっかりとした排水管の清掃作業を開始しました。
高圧洗浄機を使ってどうやって排水管の中を掃除するかと言いますと、洗浄に使うノズルの先から逆噴射される水の勢いで排水管の中をノズルがぐいぐい進んで洗浄します。
ノズルを離してたり引っ張ったりを繰り返し汚れをおとしていきます。
台所の排水管の汚れは、ほぼ油の塊です。
油を直接流すことがなくても、日々の調理や食器洗いの際に流れる油分が徐々に溜まっていくのです。肉の入ったおかずの残り物を冷蔵庫にしまうと、翌日白く油が固まっていたりする、あんな感じだとお考え下さい。そこに様々な汚れが付着し、排水管を詰まらせていくのです。
屋外では、汚水桝の蓋を外してそこからノズルを入れて洗浄します。
お客様が汚水桝の中を覗き込まれて、その汚れに驚かれていました。長くこの家に住んでいるけれど汚水桝の中なんて見たことがなかったそうです。
排水管の掃除は、ご家庭でも市販の薬剤を使って定期的に行っていたそうですが、やはり長年使用してる排水管では数年毎にでも専門業者に清掃を依頼されることをおススメさせて頂きました。
作業の仕上げに汚水桝の蓋を洗浄しました。
お客様と一緒に再度水漏れが起こらないかを確認し、作業完了です。
ここまで約1時間ほどで作業が終わりましたので、お客様も作業が早くて驚いたとおっしゃっていました。
水回りのことで何かお困りのことがあれば、いつでもご相談下さい。
ご利用ありがとうございました。