修理の際のポイント

住まいの中でも水道トラブルが殊更多いのが、台所です。フルーツを洗ったりお米をといだり、鍋などを洗ったりする機会が多く水漏れが生まれやすくなります。キッチンに立ち「いつもと違う場所から」水が流れている兆候があったら、台所の水漏れが進行している可能性があります。小さなサインを見逃さず、プロにお願いする姿勢も大切です。

今回そんな台所水漏れでお伺いしたのは、みかんやゆずの産地で有名な桜川市。こだますいかの栽培をおこなっている農家さんから「台所の流しの下からチョロチョロと水が漏れているので、見に来て欲しい」とご依頼のお電話を賜りました。さっそく車を向かわせます。

秋そばが美しく実っている畑の横を通り過ぎ、お客さまのご自宅へ。農作業を終えたばかりの30代の奥さまが台所へ案内してくれました。二世帯住宅だそうで、玄関も台所も2つ。このうちトラブルが発生したのは、若い方のお部屋でした。

◇水漏れの発生源は、シンクの下

さっそくキッチン周りをチェックすると、台所の床が見事なまでに濡れているのが分かりました。クロスで水を拭き、シンク下を確認します。3段の引き出しの中を確認すると、こちらも水が溢れている状態。余分な水を拭き、奥の配管をくまなく見ていきます。

シンクの下には排水ホース、給水管、給湯管と大きく分けて3つの管があります。このうちどれか、もしくは2つ以上で破損があると中の水が漏れだし台所水漏れが起こることがあります。細部を点検したところ、給湯管の一部に取り付けられている止水栓に、染み出しているのが判明。無理な取付をしていると不要な力が加わり、その力に耐えきれなくなった管が壊れてしまうこともあります。

元栓を閉めて、給湯管の止水栓を取り外す作業をおこなっていきます。水栓プライヤーでネジを回し、ソケットを取り外します。続いて壊れた止水栓を外し、新しいものと交換。モーターレンチを使用して留めていきます。この時力加減にこだわることも大切。適度なゆとりを持たせ、尚且つ丁寧に締めてあげると、水漏れしにくい造りになります。

最後に水を流してみてシンク下に水漏れが発生しないか、最終確認をおこないます。3分ほどお湯を流してみましたが、途中で漏れることなくスムーズに流れていったので良かったです。「一面水浸しで、どうなる事かと不安でいっぱいでした。直してくれてありがとうございます」と奥さま。