洗濯排水のつまりと対処

今回のお客様は「洗濯機にて洗濯中にエラーが出てしまい運転が止まってしまう」とのご依頼を受けました。茨城県常陸大宮市にお住まいのお客様の元へと向かいました。幹線道路から一本入った所がご依頼主のお宅でした。黒を基調としたシックなデザインが印象的なお宅で、内観は白を基調としていてとても広く、清潔感が溢れていました。

ご依頼頂いた洗濯機の置いてある脱衣所へ案内されると、室内は明らかな排水口のつまりからくる臭いが充満していました。おそらく排水溝がつまり流れが悪くなり、配管内も同様な症状で洗濯機の運転も停止してしまっているだろうと予想し作業を開始しました。

まずは、排水エルボと排水トラップ、フタを取り外し、中を確認。付着している髪の毛やゴミをブラシで取り除き、こちらはつけおき洗いをしておきます。続いて排水管内の処理です。管内が汚れや髪の毛、ゴミが付着している事が予測されましたので、パイプクリーナーを流し込み20分~30分置いておきます。時間経過後、ゆっくりと水を流し込み、クリーナーと一緒に付着物も洗い流していきます。

ここでしっかりと洗い流したいので、じっくり時間をかけて洗浄していきます。あとは、先ほどつけおき洗いをしてた部品を元に戻して作業は完了でした。依頼主の方にもメンテナンス方法を伝え、満足したサービスを提供できたと思います。 やはり、排水関係の管は経年劣化により微量ではありますが堆積物が出来てしまいます。一度出来るとあとは大きくなるだけといった感じで、最終的には排水管内を塞いでしまいます。ここまで来ると今回のような作業では終わらず、さらに堆積物を粉砕する作業も増えます。ですので、日頃のメンテンナンスが経年劣化を遅らせる非常に大切な鍵を握っています。月に一回でも良いので、ご自身で点検や手入れを実施してみて下さい。私たちは、そんなメンテナンス方法までもお客様に伝える事も大切な仕事だと思っております。