先日は牛久市にお住いのお客様から洗面所の水漏れで床が濡れて困っているというお電話を頂ました。そこで急いでお客様のお宅へと向かいました。
閑静な住宅街にあるこのお宅にお住まいになっていたのは60代後半らしきご夫婦でした。
事情を聞くと今朝がた床をお掃除していたら、何やらいつの間にか水たまりができてしまったとのことでした。
問題があるのは2階にある洗面台。まだそれほど古くない製品だったのですが、確かにボウル下から収納スペース内に組み込まれているパイプに劣化が起きていたことにより床が湿っていました。
このような場合まず私たち業者がすべきことは不具合が起きている個所の特定とその原因を調べることです。
類似案件でよくみられるケースはナットの緩みや接続箇所のパッキンの老朽化による緩みです。しかしこちらお宅の場合は少し厄介なもので、パイプ自体のひび割れによるものでした。
例えば消耗部品の交換や補修で済ませることが出来る内容であれば素人でも器用な人なら見よう見まねでこなす人はいるようですが、今回の様な時にはやはり私たちのような専門業者にお願いする方が賢明でしょう。
因みに私がお宅に到着した時には、奥様はまるごと新しいものへリフォームしなくてはならないのかとかなり心配なされていたようです。詳しくお話を詳しく聞くと、2年前に1階の洗面台の水漏れで、洗面台ごと交換したことがあったとの事でした。
しかし今回の場合はパイプの交換だけでOKであり、費用もそれほどかからないという事を説明すると安心なされていました。
ちなみにこのお客様は普段2階の洗面台はあまりお使いになっていないとのこと。しかし学校の休みになるとお孫さん達が泊まりに来るので、綺麗にしようと掃除していたそうです。孫達が来るのに、このままだと大変不便だと心配していたご様子です。
パイプ交換はスムーズに運び無事に解決となりました。
余談になりますが、このお客様のご婦人の方がお菓子作りが得意だとのことでした。修理にお伺いした日も孫のためにとケーキとクッキを焼いていました。そして私にも「ぜひ食べてみてください」と焼きたてのものを持たせてくれたのでした。自他ともに認める大食漢の私は頬の緩みを隠し切れないのでした。