お出かけ先から帰ってきたら、トイレの床がびしょびしょ。いつも当たり前に使用しているお手洗いが、使用不可になってしまうと戸惑いを隠せないものです。
そんな水漏れのご相談でご連絡を頂いたのは、北茨城市にお住まいのお客さま。土日に旅行に出かけていて実際症状に気付いたのは旅行から帰宅した日曜の夜だったそうです。「明日から仕事なので、今晩中に直して頂けませんか?」すぐにお客さまのご自宅に車を走らせました。
自然に囲まれた北茨城市では、毎年花園神社や大津漁港でお祭りが開かれます。平潟漁港で水揚げされた魚を干した干物は天下一品。あんこう鍋やどぶろくなど、美味しいグルメの宝庫です。
今回は大津漁港から車で10分ほど離れた、一軒家のお宅に伺いました。早速住民の方にご挨拶し、詳しい状態を拝見させてもらいます。詳しく調べてみたところ、便座と床のすき間から水が零れているのが分かりました。
トイレ床が濡れている場合、便器の設置がきちんと行われていないケース、結露などによって余計な水分が染み出しているケース、床下の排水パイプが何らかの不具合を生じさせているケースなどが考えられます。今回のお客さまの場合、築20年の戸建て住宅ということを踏まえると「接続不良のケース」は当てはまらないのではないかと考えました。またトイレの窓に結露の症状が出ていないことを踏まえると、結露による水漏れではないことも分かりました。
念のためトイレ床のパネルを剥がし、下のパイプの状況を確認していきます。こちらの危惧していた通り、パイプの一部が劣化してトイレ床に一部の水が浸水していることが分かりました。さっそく壊れているパイプ部分的に交換していき、水漏れが起こらないようケアをおこないます。
軽く水道を流してみて問題が無いことを確認し、床面を再度固定していきます。便器の接続部分に問題がないか、他にも不具合が起きている箇所はないか最終確認をおこない作業は終了です。
◇困った時は、プロへの依頼がおすすめ
トイレ周りの水漏れが続くと、周囲の壁にカビが生え不衛生な状態になります。修理費用も高額になる恐れもあるため「トイレの調子が悪い」と感じたら早めに点検をご依頼されるのがおすすめです。