冬の霞ヶ浦に鴨が飛んでいるのと思わずあの有名な歌のフレーズが頭に浮かんできます。
『潮来の伊太郎ちょっとみなれば、薄情そうな渡り鳥』なんて言っても若い人には余りなじみがないかもしてませんが、私のようなオジサンは昔の風景をついつい懐かしんでしまいます。今日はそんな潮来市に台所の水漏れトラブルの修繕にお伺いしました。
外出して帰ってきたところ台所の床がびしょ濡れでキッチンシンクから出水しているようだとの説明を頂き、キッチン下の出納スペースをキレイに整理していただいており、到着後即原因調査に取りかかることができました。
まず吸水シートをキッチン下の出納スペースに敷かせて頂き、水道から水を出してみます。
この時に蛇口からの水漏れがないかをつぶさに観察してみます。
蛇口と繋がっている給水管との接続部をまず見てみましょう。
水道コマパッキンが老朽化すると、不具合が起こってしまいますが今回は特に症状が見られませんでした。
排水トラップと排水溝の間のゴムパッキンにも劣化は見られないようでしたので、原因はキッチン下にほぼ特定できましたので、確認していきます。
かなり大規模に床が濡れていたとのことですから原因は複数ある可能性もあります。
シンクを確認すると排水ホースに水滴がついています。
上から伝ってきているのか、亀裂から漏れているのか確認します。
排水ホースは素材がビニールで出来ているものがほとんどですので風化して劣化亀裂が入っていきます。
亀裂の部分にビニールテープで仮補修後に水を流して確認するとナット部分も緩んでいたようでしたのでここを締めると水漏れが完全に止まりました。
キッチン下には鍋や調味料などがぎっしりと入っていることが多く発見が遅れることが多いのです。
防水テープで補修はしましたが、交換はDIYでもできますと提案してみたところ、お客様からホース交換を依頼されましたので、対応可能なホースでしたので即時交換させて頂きました。
文面で見ると簡単ですが、実際の作業もそれほど難易度は高くないです。
付け替えて手順を逆に進めますが、外す時にスマホで手順を記録しておきますと不安は薄れるでしょう。
キッチン周りをあらかじめ整理しておいてくださったおかげでスムーズに原因調査ができました。