今回は茨城県つくば市にお住いのお客様の元へ洗濯排水のつまりのトラブルの解決に伺ってきました。ご依頼主からうかがったお話によると、洗濯機の脱水のサイクルに入った途端にピーピーピーっといきなり警告ブザーが鳴りはじめたので、何事かと思って洗濯槽を見てみると、まだ脱水できていない衣類などが水浸しの状態のまま運転が止まってしまっていることに気づかれたそうです。最初は本体に何かしらの異常があると思ったそうですが、まだ購入して1年ぐらいしか経過していなかったので、さすがにそれは無いのではと思い色々調べたところ、エラー番号から排水の詰りエラーだということが判明し弊社のほうへご連絡をいただいたという事です。
営業所から作業車を飛ばし10分ほどでご依頼主のお宅に到着しました。早速洗濯機の状況をチェックしていきます。洗濯機はまだ新しいので確かに故障は考えにくいですね。こちらのご自宅は築17年ということでしたので考えられるのは洗濯排水のつまりでしょう。お客様に洗濯排水の洗浄などは行なっているかどうかお聞きしたところ、今までにやったお覚えは全く無いとおっしゃったので、やはりこれはかなり排水管内部に汚れがこびりついていることが考えられました。
洗濯排水の排水管内というのは、もともと洗濯洗剤の石鹸カスや衣類の汚れのもとになっている皮脂、その他の汚れ成分が複雑に絡み合うことでヘドロ状の汚れが蓄積されていきます。ここに衣類に付着している髪の毛や糸くずなどが、流れていかずにさらにヘドロに付着するので汚れの塊はどんどん成長してしまうのです。そして今回のようにある日突然、完全に排水がブロックされてしまい洗濯排水が流れていかないことで警告ブザーとともに運転停止という状態になってしまいます
防水パンから取り外して排水口を露出させ、内部に滞留した異物をすべて取り除きました。この作業があるため、主婦の方などではどうにも対処できないのです。洗濯排水も定期的にパイプクリーナーなどで洗浄していれば、少なくともつまり予防には役立ちますのでご自身で行うのが難しいのであれば専門業者に依頼してみるのも手ですね。