茨城県土浦市にお住いのお客様から洗面の蛇口から水が漏れてしまって止まらない状態になっているとのご相談を受けました。水漏れは蛇口の先端部分からポタポタとひっきりなしに落ちているとのこと。蛇口はシングルレバーのサーモスタット混合水栓です。この水栓自体は10年以上使用されているので、ほぼ間違いなくパッキンかカートリッジなどの部品の劣化が問題となっていることがわかります。
こういった水回りの部品の寿命はだいたい10年前後というのが平均的な年数です。洗面の蛇口は毎日のように水が通っている状態ですから、部品がさび付いたり腐敗したりするのは仕方がないことです。一定の期間をすぎたらこれらの部品を交換することになりますが、あまりにも古くなると部品もメーカーから取り寄せをしようにも製造されていないということもよくあるのです。
その場合には、新しい水栓を取り付けるしかありません。 早速、土浦市内のお客様のご自宅に伺いました。土浦市は霞ヶ浦のすぐ近くにある中核都市です。常磐線で東京まで通勤圏内ということもあり東京のベッドタウンとしての役割もあります。駅前は商業施設も充実しておりとても賑やかですが、お客様のご自宅は土浦駅から徒歩10分のところにある利便性の高い住宅地です。 早速洗面の水漏れの点検を開始しました。
まずはサーモスタット混合水栓の分解をしましたが、その際に部品のあちこちにサビつきが認められました。やはり全体的に部品の劣化が進んでいるようです。混合水栓の中のカートリッジの部分も開けてみると、やはりパッキンも古く固く変化していたりカートリッジ本体も見るからに古くなっているのがわかる状態でした。 今回は、パッキンのみを交換しても良いのですが、それだけですといずれ再び水漏れが発生する可能性が高いので、お客様にはカートリッジの交換を行なっておくことをおすすめしました。
お見積もりを両方のパターンで出させていただき、お客様がカートリッジ交換のほうをご希望されたので、そのように作業させていただきました。交換作業は40分ほどで完了しましたので、最後に水漏れが完全にストップしたかどうかを改めて点検を行い、問題が見当たらなかったので修理のサービスは完了となりました。もしも蛇口からの水漏れが再び発生してしまった場合は、最終的には水栓本体を完全に新しいものに交換する必要が出てくるということも念のためにお話させていただきました。