茨城県ひたちなか市のお客様から、トイレからの水漏れでお困りとのお電話がありました。水漏れは2日前にトイレを使用された時に床が濡れていることに気づかれたのが最初だそうです。その時はあまり気に留めずにいたそうですが、その後利用するたびに足元の水が気になり今回修理依頼をいただきました。
この様な症状に見舞われてしまうと便器の裏など、本体にヒビでも入っているのではないかと疑ってしまいがちですが、実はこの水漏れはタンクや給水ホースなどの他の部位から流れて足元に及んでいることがほとんどです。もちろんトイレの便器自体がかなり古い場合は陶器に亀裂が入ってしまって、そこから水漏れしてしまうケースも無くはありません。
まずは、どのような状況であるか実際に点検する必要がありますので、すぐにお客様のもとへ向かいました。この地域は水戸市にほど近い中都市です。最近はよくメディア取り上げられることも多いのですが、ネモフィラの花が有名となり、少しずつ注目を浴びる町となりました。現場もそんな海浜公園からほど近いところにありました。車の渋滞も無く、スムーズに現場に到着し早速状況の確認を開始しました。
今回水漏れがあったのは2階のトイレでした。やはり2階トイレの場合は水漏れすると大きな被害が広がってしまう可能性があるため、早めの対応が大切になります。幸い、こちらの水漏れはそれほど深刻な状況ではなく、つい最近始まったばかりという感じでしたので良かったです。原因を特定するために、細かく点検しました。するとトイレタンクからの給水管に問題があることがわかりました。タンクと給水管を接続している部品にはパッキンがあります。このパッキンが経年劣化により固くなり、さらにもろくなってしまっていたので、これによりしっかり水を止めることができなくなり、漏れが生じてしまったのです。新しいパッキンに交換する作業を行うだけで、水漏れは解決するはずです。
早速、新しいパッキンに取り替えてからそのまま接続部品を組み立てていきました。この間、作業時間はわずか30分ほど。手早く修理を終えて水漏れがきちんと止まったのを確認し、この日の修理を終了しました。