DIYに挑戦する前に

先日の修理は一般住宅の洗面に設置されている洗髪式の混合水栓からの水漏れでお困りのお客様よりお電話をいただきました。早速出張修理にうかがってきました。 この地域はベッドタウンとして開発が進んで出来上がった街です。市の東部が太平洋に面しているため、美しい海岸線を擁しており夏は観光客で賑わう海水浴場が多く集まっているのが特徴です。

またここにはひたち海浜公園という四季折々に美しい花の咲き乱れる広大な緑地公園があり、こちらもテレビで頻繁に中継されているので地元の人には馴染み深いスポットでもあります。 住宅街の一戸建て住宅にお住いのご依頼主さまですが、こちらのお宅には10年以上お住いになっているとのことでした。

今回は洗面の水栓の蛇口からの水漏れトラブルでした。水栓はシングルレバーのよくあるタイプです。レバーをしっかり押して締めているのにもかかわらず、蛇口の先端から水がポタポタと落ちてしまうようです。だいたいこういった水栓は本体や内部のパッキンの寿命は思ったより長くはありません。一般的な家屋での水回りでの部品は平均10年程度で劣化が表面化してきます。

その為、ある一定以上の期間を継続して使用されている場合には内部部品のメンテナンスや、場合によっては本体交換の検討を進めていく必要があるのです。 洗面の蛇口の水漏れの修理は、素人のかたでもホームセンターなどで部品を購入してくれば、交換することができる場合もあります。ですが、よほどDIYに自信のある場合をのぞいては、水道修理の専門家に任せていただくのが一番安心です。

手順を間違えて行ってしまう事により状態が悪化してしまうケースも多々ありましたので注意が必要です。止水栓をしっかり止めてからまずはレンチを使ってシングルレバー水栓を分解する作業から始めます。レバーが外れると、中にカートリッジが見えます。これを外してみると、やはり劣化してわずかな亀裂があるのを発見しました。

この場合は、新しいカートリッジに取り替える必要がありますので、その工程のお見積もりを出させていただきました。お客様のご了承を得てから、すぐに交換作業を開始。15分ほどで新しいカートリッジへの交換が完了し、そこから再びシングルレバーの組み立てを行いました。作業が終わり、最後に止水栓を開いて水漏れも無事に止まったのが確認できました。

出動エリア

ひたちなか市