鉾田市のとある水道利用者の洗濯機から繋がれている蛇口から水が漏れてしまうという事で伺いました。 結論から申し上げますとナットがただ単に緩んでいただけでしたので、工具で水道の水栓を解体した後に固定金具となっている部分を閉めるだけで修理が完了いたしました。どうやら洗濯をしているときに急にこのようなトラブルが引き起こされたという事で、洗濯機の横には洗濯物が積まれていたことを覚えています。
工事は15分程度で完了しましたが、お客様のご厚意で冷たいお茶を出されたときには申し訳ない気持ちでいっぱいでした。水漏れの工事の依頼はもう何十回目となっており、慣れた物となってこの地域のこれ以上の複雑な水道管の破裂などの依頼が来た時には少々覚悟をしてしまいます。 依頼のあった家は2階建ての一軒家で、大きな庭がありよくテレビなどで見かけるような絵にかいたような豪邸。
ややこの家に一修理工が入るのは緊張したものの、インターホンから呼び出されたお客様は非常に好意的に接してくださったのですぐに緊張からはときはなれたのです。部屋の内装は私が来ることを知っていたからなのかこぎれいに整えられており、少しの散らかりようもないくらい完璧なお部屋でした。私が修理をしているときはお客様はたまにこちらを覗きに来たりしていましたし、それ以外の時は台所でお皿を洗っているような音が聞こえてきました。この周辺の地域ではあまり修理の依頼が来ないものの、もしかしたらこの家が建てられた時期と同じ時に立てられた家の水道でこれから修理の依頼が増えるかもしれないとそんなことを工事中は思っていたのです。
工事をしていたパウダールームは化粧品やタオルなどがかけられており、こちらもとてもきれいに掃除がなされていたのです。そしてお客様から修理が必要な個所をすぐに支持してもらいましたし、正直に言うと工事はすぐに終わったのです。家から出る際にも奥様は最後までひっきりなしにお礼を言ってくださいましたし、それに加えてこちらの事まで色々気遣ってくれるなんてとても出来た人だなと思いました。 帰りの車では良い人だったなと改めて思いました。それと同時に今後訪れるであろうこの地域の水道管などの老朽化が始まれば今後もっと仕事が増えるだろうとそんなことを思ったのです。ですがそれがいつになるかはわかりませんし、もしかしたらそれは明日訪れる事になるのかもしれないと、車を走らせ事務所に戻ったのでした。