故障とは少し違う水漏れ

神栖市の戸建て住宅からトイレの水漏れ修理の問い合わせがあり車で向かいました。ここは一度家族で日川浜海水浴場に潮干狩りに来たことがあったので少し土地勘がありました。そんな考え事をしているうちに問合せがあったお宅に到着しました。築何年になるのかちょうど検討が付かないくらいの古くも新しくもないような外観の二階建ての一軒家でした。

インターホンを押したのですが、なかなか返事がなくて住所が違っていたかと確認していると、しばらくして60代位の女性が玄関から出て来ました。「早いですね。よろしくお願いします」と中に通されました。「2階なんですよ」と階段に案内された。「電気がつかないから気を付けて」と言われたので、足元を見ながら登ると慌てて水をふき取ったであろう雑巾が散乱していました「ここです」とトイレのドアを開けると、完全に水浸しになっていました。

「今朝からですよね」と聞くと「はい、朝起きて入ったらビシャビシャになっていて。見てもよく分からないし。一階にも水が落ちてきたら困っちゃうし慌てて電話したんですよ」と焦った様子で話してくれました。「分かりました」と答えて診断に入りました。この築年数の割には新しいトイレ仕様です。「リフォームされたんですか?」と聞くと「はい、昨年変えたばかりなんです」と言う。やっぱりねと思いました。

「それじゃあ老朽化とかじゃなさそうですよね」ととりあえずは話した。「あーそういうことね」と結構早く原因が分かりました。便器が密結パッキン方式ではなくディストロビュータ式なので、何かの衝撃でズレてしまっていたのです。便器側のホースにタンクを差し込んで固定している方式。しっかり差し込み直したら大丈夫なはずです。やってみて水を流してみると大丈夫でした。水をきれいにふき取って終了になりました。

「結構早く終わりましたね。ありがとうございます。主人が倒れてからこういうのが全然分からなくて本当に気が動転しましたよ」と支払いながら話していました。「そうなんですね。大変ですねそれは」と答え玄関を出ました。こういう家は速めに来てあげないととつくづく思ったものです。                  

                                               最年長D記