早朝連絡があり、茨城県結城市のお宅へトイレの水漏れ修理に伺いました。電話の声で高齢のお客様でとても困られているようでした。茨城県結城市と言えば、実家の母が故郷納税にはまっていてここの返礼品の結城紬のショールをとても気に入っていたのを思い出しました。「ネクタイもあるから今度それにするから、しなさいよ」とお正月に帰った時話していました。「そんなにたくさんあっても使わないからな」なんて思ったくらいで、結城市に行ったことがあることは忘れていました。
今回「来たことある!」と思い出しました。当時は珍しかったが御朱印好きの彼女と付き合っていた時にパワースポットの健田須賀神社を訪れたことがあったのです。お客様のお宅はすぐ近くでした。何か地域を身近に感じて「頑張らなきゃ」という気持ちになりました。外観からは築20年以上はいっているだろうと思われましが、中は5年前にリフォームされたらしくトイレもその時に新し鋳物に変わっているので「こんなに早く壊れるとは思いませんでした」と驚いている様子でした。
1階の洋式トイレで便器と床の間から水が出ているというお電話の内容でしたが、実際に拝見させていただいてもその通りでした。「2階にもトイレはあるんですけど、足が悪くて階段を上ることが出来ないので、早く直して欲しいんです」ということでした。 とは言ってもそんなに、難しい症状ではないのですぐに治せます。まずは直接つながっている排水管と下の排水管を調べて配管に異常がないことを確認しました。
設置不良ということも特にはなさそうでした。床部分ではなくウォシュレットの給水管を繋ぐ箇所の不具合もないので、染み出ている箇所からしても密結部のガスケットを疑いました。便器を取り外して見るとやはりボロボロになっていました。 幸い床ラウンジ(床の方の取り付け部)の方は大丈夫だったので、そのガスケットを交換して修理完了となりました。向かう前からそうじゃないかなと思っていたので複数の型の部材を持って行っていたので良かったです。水漏れが止まりお客様は本当に喜んでおられました。なかなか会えない実家の母の事が頭によぎり今週末ちょっと帰ってみるかなと思ってしまいました。