パイプの異臭もおまかせください

九州や近畿地方は先日大幅に遅れて梅雨入りしたばかりですが、関東はほぼ例年通りの梅雨入りでした。 台所の詰まりのトラブルの修理依頼を受けまして茨城県は日立市へ伺いました。 依頼主の方とまずは電話で頂いた内容との擦り合わせを行い、状況確認を行い、見積りの算段をしていきます。

依頼をくださったお客様の環境ですが、築20年ほどの一戸建て住宅で、8年前にキッチンはリフォームされたそうです。 数年前から特に梅雨から夏場にかけての時期は台所から詰まりのような症状と悪臭が発生することが続いているとのことでした。 台所で詰まりが発生した場合にまず考えられるのは「排水溝や排水トラップ」です。

ここでなにかしらのトラブルがあったばあいは自分で掃除することである程度改善されるのですが、今回はさらにその奥だと推測されます。 今回注目すべきポイントはやはり“悪臭”でしょう。 排水溝や排水トラップより先の「排水パイプ」内でのつまり、若しくはさらにその先の「排水管や排水枡」での詰まり・トラブルによって、原因の物質の腐敗が進んで悪臭を引き起こしているものと推測されます。

悪臭が気になるようですと、台所から近い排水桝も本来ならばメンテナンスをした方が良いですのですが、まずは気になるつまりの解消を目的に排水パイプの確認、及びクリーニング作業を行います。 まず業務用の粉末のもので実施、いわゆる「水酸化カリウム」で劇物ですので取り扱いには注意が必要です。 推理小説のトリックでも使われる劇物でたんぱく質を溶かしますので、大概のつまりはこれで解消すると言えるでしょう。

この工程が済んだら排水パイプを分解してとりかかります。 先に業務用の薬剤で、原因となっている物質を溶かすことができていたようで、洗浄作業自体は滞りもなく進めることができました。 クリーニングを実施後に分解していたものを組み立て、もう一度お湯を流して詰まりの解消ができたかを確認して作業は終了。 日立と言えば水戸光國公が名付けられた地名ですが、「日が立ち早く梅雨が終わるといいですね」とお客様と会話を交わし、梅雨明け頃に排水桝の本格的な洗浄を行うための見積りをして帰投しました。