ユニットバスの詰まり修理方法

稲敷市のお客さまより、浴室洗い場より水が逆流してしまい、一昨日からお風呂の使用ができないとご依頼がありました。

このようなつまりが原因となって引き起こされる問題は合流地点にある排水トラップでおこることが多くありますが、今回のお宅は築35年とのことでその様な設備は特にないというお話でしたので、在来工法のバスルームである可能性があります。

在来工法とは昔ながらのタイル張りの室内を想像していただくと分かりやすいですが、簡単に言うと壁や床がヒンヤリしていて固いタイプの事です。

 

お伺いしたお宅は初老の旦那様、奥様の2人暮らしでお子さまは現在独立されているそうです。

早速中を見せていただくと、和式浴槽が設置されている趣きのある浴室で、新築当時に旦那様がこだわって建てたそうです。

そうなると床には設置されておらず、屋外に桝がトラップ仕様になっていると考えました。

試験的に少し多めの水を流してみたところ5秒ほどで排水口から溢れ床と浴槽内に溜まり始めます。

屋外の桝に原因があると考え、風呂場付近の排水桝をすべて確認し、内部の清掃を行ってみることにしました。

片Lと呼ばれる排水管を下に向けて、底の受け皿に入れ封水を作るタイプです。

下に向ける場合はエルボではなくチーズを使用し、接着をしないのが一般的です。

清掃をすると受け皿の中には歯ブラシ、T字カミソリ、櫛などが落ちており、そこに髪の毛や水アカ、石鹸などが絡まり排水の流れを止めているようでした。

チーズを外して清掃し、落ちていた異物を取り除いてから浴室に戻りあらためて排水を行ってみます。

風呂桶に8割ほどお湯をはり、排水しましたがスムーズに流れていくようになりましたので、原因はやはりここにありました。

ユニットバスの場合は蓋が取り付けられているので歯ブラシなどの棒状のものが入ることはありませんが、在来工法の場合は目皿と呼ばれる網があり、旧型のものは簡単に外れるものも多いので棒状の異物も入り込んでしまう可能性があります。

奥様に状況を説明すると、以前にこのあたりを掃除するときに歯ブラシを使用し、落としてしまったことがあるが前のことなので忘れていたとのことでした。

また、在来工法の浴室はタイル割れや床、壁のひびなどのトラブルも多く、比較してメンテナンスの頻度が高くなります。

今回に限らず注意をしながらしようしていただくよう奥様にお伝えしました。