茨城県牛久市にお住いのお客様からトイレが詰まってしまったので至急修理にきてもらえないかというお電話をいただき、修理に伺ってきました。牛久市と言えば東京都心部へのアクセスも非常に良い土地柄のためここ10年で急速にベッドタウン化が進んでいる町です。新たな人口も流入してきており今後はより一層の発展が見込まれるエリアですね。
今回のお客様は、11年ほどまえに牛久市内の新興住宅地に戸建を購入されてご家族4人でお住いとのことでした。築11年目ということで、まだ大きな水回りのトラブルは経験しておられないようで、このたびのトイレのつまりが初めてのトラブルとなりました。ことに、つまりともなると最悪の場合は排水が床上に溢れてしまう事になるため、かなり慌ててしまうものです。
まずお客様には、ここ最近でトイレを流すと排水のところからボコボコという音がしたり流れが悪かったり、水位がなかなか下がらなかったりといった、つまりの予兆のようなものはなかったかどうかヒアリングしたところ、そういったことは全くなく急につまってしまったとのお答えでした。そうなると、やはりなんらかの異物がトイレ排水に落ちてしまって、それがつまりを引き起こしていると考えるのが妥当です。
早速、点検を行いつまりの原因を探っていくことにしました。まず溜まってしまっている水を抜き、断水を行った上で作業場所にビニールシートを敷いてしっかりと養生してから工事にとりかかります。トイレの排水パイプは排水口からすぐ近い場所が形状的にとても入り組んでいる場所なので、そこに異物がひっかかっているケースが非常に多いです。ですから、まずその箇所を慎重に探っていくと、やはり何か小さなものが引っかかっているのがすぐにわかりました。ワイヤーなどを使用しながら手探りで異物を取り出してみると、プラスチックの小さなキャップのようなものが出てきました。どうやらボールペンの蓋のようです。これは長さも数センチありますし、トイレの排水管の曲がりくねった場所は確かに流れていきにくく、詰まってしまうのも納得です。
今回は引く敵すぐの箇所にあったため、すぐに取り出すことに成功したのですが、もう少し奥に入ってしまった異物の場合は便器を取り外さなければならないので今回のケースは簡単な除去作業だけで済ませられて本当に良かったです。