常総市にて台所の氾濫

ここ常総市は鬼怒川が横断する形の独特な形状をしており、古くから水が豊富な地域として栄えてきました。それは旧市名の水海道という名前からも見て取れますが、その分大雨の際には河川の氾濫や洪水などによる水害にも悩まされがちです。

そんな私たちの生活を脅かす水の災害ですが、家庭内で見られる排水詰まりなどの現象もこれらの縮図なのかもしれません。

今日は朝一番に日ごろより御贔屓いただいているお客様のS様よりここ最近の台所の流れがどうもスッキリしないとご相談の電話がありました。

実はこちらのお宅、以前にも幾度か同様の症状が発生しており、色々調査した結果床下で排水管が数本合流されており、その結果許容量をオーバーすると詰まりが起きやすいということが分かっています。

まるで鬼怒川と利根川の関係の様ですね。

幸いな事に今現在は全く流れなくなっている訳ではなく何とかなっているらしいのですが、これ以上悪化する前に手を打っておきたいというご希望です。

この辺は今までの教訓があるのでさすがにお客様も手馴れています。早速現場へ向かう事に。

15分ほどして現地に到着し、気さくなご主人にいつもの世間話にを交えて挨拶を済ませて早速状況確認をしていきます。

キッチンの水栓を開閉して水を少し多めに流してやると、徐々にではありますがジョッキにビールを注いだ時のようにトクトクトクと音階を上げながら水が溢れてきました。

前回修理してからかれこれ5年以上は経過しているのでそれなりに汚れが溜まってきている事が想定されます。ひとまず上がってきてしまった排水を灯油ポンプをシュポシュポしてバケツに汲み取ります。

そして露出したドレンの流し口から電動トーラーのワイヤーを送り込んでいくことに。すると例えようのない油臭さと粘土質なモノに触れたような独特の感触がありました。

その違和感を感じなくなるまで作業を続け、およそ30分後に通水確認を行ってみたところ、溢れてくるような気配や異音はなくなり、代わりにジュゴーという心地の良い吸い込みを見せてくれました。