私が先日お客様からのヘルプのお電話でお伺いしたのは、牛久市の住宅街にあるお客様のお宅でした。
築年数が20年ほどだっているという一戸建てでしたが、外壁は2年前に塗り直しをしたとのことで、きれいな外観でした。
さて、このお客様の水回りのトラブルは、バスルームのドレンに関するものでした。
3ヶ月ほど前から水の流れが悪いとは感じていたそうですが、昨夜シャワーをしたら、水が流れなくなってしまったとの事でした。
問題箇所は二階に位置するとのこと。
このお宅はお母さまと娘さんご夫婦の2世帯が同居しているお家でした。台所は1階だけにしかありませんでしたが、バスルームとトイレは両方に一室ずつありました。
普段からこちらを多く使用しているのは娘さんご夫婦だそうです。
早速お邪魔し、内部を詳しく観察していくと、床には水がヒタヒタと溜まっていました。踝の上まで浸かるほどでしたので、長靴を履いての作業となります。
さて、お風呂場のつまりのよくある原因は髪の毛によるものです。
排水口に流れ込んだ髪の毛と石鹸カスやトリートメン剤などの汚れが混じってヘドロ状になり、水が流れるのを妨げるのです。
ちなみに2階のユニットバスを使用しているというこの女性は、肩の下まで髪の毛がある長髪のヘアスタイルをしていました。
まず排水口の部分を取り外してみると、やはり排水口の中はかなり汚れていて悪臭もしました。
そこで専用の薬剤で汚れを溶かしてから、圧力ポンプを使い水圧で排水口の掃除をしました。
作業時間は30分程度でした。
お客様は、以前は水が流れる時にゴボゴボという音がしてうるさかったのが解消してよかったと喜んでいました。
また最後に排水口の詰まりを避けるためにどうすべきかと質問があったので、
– できるだけ髪の毛を流さないように先発の前にブラッシングしてあらかじめ抜け毛を減らしておく事
– 定期的に排水口の洗浄剤で掃除するようにする事
などをレクチャーしました。
もちろんどんなに気をつけていても、老朽化などからこれ等の症状が引き起こされることもあります。
ドレンに汚れが詰まると水の流れが悪くなるだけではなく悪い菌などが繁殖して健康に害を与えることもあるので、普段からマメにお掃除などをして気をつけることが大切です。