1日の疲れを癒してくれるのがバスタイムという人も多いのではないでしょうか。
私も大の風呂付きで1時間くらいは平気でお湯に浸かっています。
さてそんなリラックスタイムを演出してくれるバスルームですが、突然の水詰まりや、逆流してきたりすることがあります。ほとんどのケースでは排水溝に髪の毛、石鹸カス、トリートメン剤などがヘドロ状に詰まってしまうことが原因です。
しかし先日お伺いしたお客様のお風呂の排水溝詰まりの原因は、お子様のおもちゃでした。
「浴室洗い場で水が逆流してくるので修理をお願いしたい」
このようなお電話がありすぐに桜川市のお客様の元へ伺いました。総合運動場近くに建設された、まだ築年数が浅い、とてもセンスの感じる一戸建てでした。10日前ほど前弐なんだかいつもと調子がおかしいので、髪の毛が詰まっているのではないかとラバーカップを使用して少しでも良くしようと努力したとの事です。
ところが昨夜ご主人様がシャワーをしていると、水がゴポゴポと音を立てて戻ってきてしまったらしいのです。ご主人様はシャンプー中だったのですが、そのままお風呂場から出て洗面台でシャンプーの泡を落としたそうです。逆流した水はその後しばらくしてから流れて消えたそうですが、このままではお風呂が使えないということで弊社へお電話をしてきたそうです。
早速お風呂場の排水口を確認してみました。排水口にあるトラップ内はきれいに掃除されており、髪の毛などは付いていませんでした。もっと奥のつまりである可能性が高いとお伝えしたところ、「実は1ヶ月ほど前に子供がいたずらで排水口のトラップを外している時に、小さなおもちゃを中に落とした」と教えてくれました。かなり小型の物だったし、その後で排水に問題はなかったので、水と一緒に流れて行ったはずだとの事でした。
さて、どんな些細なモノであったとしても、今回の様なトラブルを助長してしまう可能性はあるのです。おもちゃだけならともかく、そこに髪の毛や石鹸カス、油汚れなどが付いてしまうと水の流れは当然悪くなります。
そこで専用のワイヤーを使って異物を取り出す作業をしました。案の定髪の毛とヘドロが絡まったプラスチックの小さな猫のおもちゃが出てきました。
その後は高圧洗浄器械で排水構内を洗浄して作業を終了させました。
大人だけではなく子供もお風呂で遊ぶのは大好きです。
でもおもちゃなどの異物を詰まらせると大変ですので、バスタイムに小さなおもちゃで遊ぶ時には大人が注意した方が良いでしょう。