こんにちは。本日は「水道蛇口交換のDIY方法を解説!」という点にスポットをあてていきたいと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。
水道蛇口にも寿命というものがあります。大体10年前後ですが、時期が来た時には新品に交換する必要性が出てきます。10年以上過ぎてから、水漏れトラブルが引き起こされてしまってからでは遅いのです。よってなるべく早く交換するようにしましょう。
しかしながら、「水道の蛇口の交換ってどうやるの?」という声が聞こえてきそうですので、必要な工具や注意点等を詳しく解説をしていきますので、少しでも参考になれば幸いです。
目次
水道蛇口交換前の確認事項
水漏れトラブルが引き起こされてから水道蛇口を交換する前に、水栓ごとの交換なのかという点をよく検討してください。内側パーツのパッキンの経年劣化により水漏れが生じてしまった場合は、パッキンのみの交換で済みます。
パッキン交換となりますと、修理費用も1,000円以内で済むことでしょう。
その他の原因として考えられるのが、ナットの緩み等です。このように本当に小さなことでも水漏れトラブルというものは引き起こされてしまいます。よって蛇口交換をする前に、点検を実施して原因を特定してください。
上記にも書きましたが水道蛇口の寿命は10年~15年ほどです。寿命時期が来たのならば、水漏れトラブルが引き起こされていなくとも、新しい蛇口に交換しておくことで快適なウォーターライフを送れます。
水道蛇口交換の準備として
水道蛇口交換をすると決断した後は、水道蛇口交換をするための事前準備をしてください。基本的な準備としては、現在使用している蛇口の種類を確認することです。
次に必要な準備としては、新しい水道蛇口を購入する時の注意点や、必要な工具等を準備することが必須となってきます。
このような確認を適当にしてしまうと、新しい蛇口を全く口径の違うもの等をチョイスしてしまうようなことがありますので、事前準備は確実にしてください。
水道蛇口の種類として
水道蛇口の種類としては主に2つのタイプがあります。先ず1つ目が「台付きタイプ」の蛇口です。2つ目が「壁付きタイプ」の蛇口となります。
中でも「台付きタイプ」の蛇口は「ワンホール」と「ツーホール」に分かれます。
「壁付きタイプ」の蛇口は「壁付き混合水栓」と「単水栓」とに分かれます。よってご自分が使用している水道蛇口はどのようなタイプなのかを確認してください。
- ワンホールタイプ
ワンホールタイプの蛇口は天板の穴が1つです。そして、取付穴自体はキッチンメーカー自体で規格統一されております。よって33mmから39mmとなっているのが特徴となります。よって同サイズであれば、好きなメーカーやら水道蛇口を取り付けることが可能なのです。
- ツーホールタイプ
ツーホールタイプの蛇口は天板の穴が2つです。他の呼び方としては、デッキタイプと言われたり2あつ穴付き混合水栓とも呼ばれております。
取付のピッチは、メーカーによって規格統一をされております。よって全部203mmとなっております。しかしながら、事前に確認しておくことで、より正しい値が出てきますのでしっかりと確認をしてください。
- 壁付き混合水栓タイプ
この水道蛇口は蛇口自体が壁に取り付けられるタイプのものになります。壁付き2ハンドルとも呼ばれています。交換もとても簡単にできますので、気軽に交換をしてみてくださいね。
- 単水栓タイプ
単水栓タイプは水かお湯のどちらかしか出すことができない蛇口です。因みに壁に取り付けられている場合は、「壁付き単水栓」とも呼ばれております。そして、水栓のみが立ち上がっている状態は「立水栓」と呼ばれています。
最近では水道蛇口のバリエーションも増えまして、とてもスタイリッシュな水道蛇口や機能性抜群な水道蛇口等がありますので、ご自分の好みで交換をしてみてください。
新品の水道蛇口を購入する時の注意点として
水栓自体は近場のホームセンターで購入することが出来ます。しかしながら、新しい水栓を購入する時は、古い水栓と同じものを選ばないと取付が非常に面倒なことになることが多いです。
例えますと、ツーホールタイプからワンホールタイプの水道蛇口に切り替えたいとします。このような場合は、いらない穴を塞ぐ必要が出てきます。
ご自分で交換を試みる時は、非常に労力が上がってしまいますので、同じものを選ぶようにしてください。
水道蛇口交換に必要な工具類
水道蛇口交換を行う際に必要な工具はいくつかありますので、どのような工具が必要になってくるのかをここでは解説をしていきます。是非参考にしてみてください。
- モンキーレンチかウォーターポンププライヤー
水道蛇口に取り付けてあるナット類を締めたり緩めたりする時に必要なのがモンキーレンチかウォーターポンププライヤーになります。
どちらの口径の調整が可能ですので、この工具は必須です。ホームセンターやディスカウントショップで購入できます。
- 六角レンチかプラスドライバー
ねじが取り付けてある水道蛇口のタイプに対応しなくてはいけません。そこでこの六角レンチやプラスドライバーの出番になってきます。
適応しているサイズが用意する必要がありますので、サイズはきちんと事前に確認してください。
- シールテープ
シールテープは水漏れ防止の役目があります。シールテープを壁の接続部分に貼り付けることで、水漏れを防止できるのです。シールテープがないと、どうしても水漏れはしやすいです。
そこで水道蛇口の交換の際には、シールテープも必須となってきます。
水道蛇口の交換方法
ここでは水道蛇口の交換方法を解説をしてきますので、参考にしてみてください。
- 水を止めましょう
水道蛇口を交換する前には、必ず水を止めてください。水を止めないと水が吹き出したり、溢れ出してきてしまいます。よって止水栓や元栓を締めて水を止めてください。
これは必須な作業です。(※)
- 配管部分の撤去
水栓から出ているホースが給水管に繋がり、そして給湯管にも繋がっております。これをナットを緩めてから取り外してください。
ホースを外す時に注意して欲しいのが、ホースに余っている水が出てくることがありますので、タオルやバケツを準備しておいてください。
- 固定されているナットを外す
水道蛇口本体が固定ナットで固定されています。よってモンキーレンチかウォーターポンププライヤーで取り外す必要があります。
古くなった蛇口は、傷をつけないようにゆっくりと作業をしてください。
- 古い水道蛇口を抜いて新品の水道蛇口を取り付ける
古い蛇口を引き抜いてから、同じ場所に新品の水道蛇口を取り付けてください。固定ナットをきちんと締めて、簡単に外れないように強く締めることをオススメします。
- 逆止弁の取り付け及び給水ホースの接続
新品の水道蛇口を取り付け終わりましたら、仕上げに逆止弁の取り付け及び給水ホースを取り付けましょう。そして、取付たあとに水漏れ等のトラブルはないか、止水栓・元栓をゆっくりと開いて確認してくてください。
水漏れ等のトラブルがないならば、交換は完璧ということになります。
まとめ
最後にまとめとなりますが、水道蛇口には寿命というものがあります。よって長年に渡って使用していると水漏れトラブルや詰まり等のトラブル。
破損等の原因にもなってしまうのです。よってこのようなトラブルに見舞われないように、水道蛇口の交換をしていきましょう。
ご自分で水道蛇口を交換する方法をご紹介させていただきましたが、水道蛇口の取り付けというのはとてもデリケートさが求められる作業になります。
よって取付方法が少しでも違っていると正常に使用できませんし、水漏れトラブル等のトラブルに見舞われれてしまいます。
よってご自分で取り付けが困難な場合は、業者へご相談、ご依頼ください。
水道職人は、水道蛇口等の蛇口交換も取り扱いがございます。蛇口交換に関してお困りであれば、お気軽にご連絡ください。
ご連絡お待ちしております。